対談紀行

季節の移り変わりを楽しむように、街の移り変わりを楽しむことができない、今日この頃です。





羊屋白玉が中心となり始まったアートプロジェクト「東京スープとブランケット紀行」も今回の「対談紀行」は次の段階に進みます。江古田の街並みも徐々に入れ替わりが進み、街の新陳代謝が起きています。市場があったところには住宅が建ち、今までの江古田を知っている私たちからすると、町割が不思議な構造になってきました。こうした世界の移り変わりをどう乗り越えるのか、飲み込むのか、身の回りの変化を扱う私たちにとっては大きな波がきているように思います。今回は会場を江古田に移し、元はお蕎麦やさんであった甲子(きのえね)で行います。ゲストに青ヶ島生まれの荒井智史さんと、江古田生まれの劇作家の石神夏希さんをお迎えします。「東京」のいまとこれからに関心のある方、ものごとの「終わり」に興味のある方など、どなたでも参加いただけるトークイベントです。ぜひお越しください。



日時:平成28年11月13日(日)14:00~17:00
   ※入場無料 受付開始・開場は13:30~
   ※先着25名(要事前申込・席に余裕がある場合は当日も受け付けます。)
出演:羊屋白玉・荒井智史・石神夏希
会場:レンタルスペース甲子 (東京都練馬区栄町6-10)
レンタルスペース甲子アクセスマップ

主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人指輪ホテル

予約受付:[e-mail] ticket@soupblanket.asia
お問い合わせ(東京スープとブランケット紀行事務局):
[電話] 070-1260-4600 [e-mail] sec@soupblanket.asia

※お寄せいただいた個人情報は厳重に保管し、本事業およびご案内のみ使用いたします。
※内容は変更になる場合があります。



出演

羊屋白玉 ひつじやしろたま
1967年北海道生まれ。明治大学中途退学。「指輪ホテル」芸術監督。東京スープとブランケット紀行ディレクター。劇作家、演出家、俳優。 代表的な作品は、2001年ニューヨークでの同時多発テロの直後、ニューヨークと東京をブロードバンドで繋ぎ、同時上演した「Long Distance Love」。2006年北米ヨーロッパをツアーした「Candies」。2012年ブラジル4都市をツアーした「洪水」。2013年瀬戸内国際芸術祭では海で、2014年中房総国際芸術祭では鐵道で上演した「あんなに愛しあったのに」。2006年、ニューズウイーク日本誌において「世界が認めた日本女性100人」の一人に選ばれ、表紙を飾った。

荒井 智史 あらい さとし
伊豆諸島の最南端、絶海孤島の日本一小さな村・青ヶ島出身。青ヶ島の郷土芸能「還住太鼓」の代表を務め、叩き手また島唄の唄い手として、島のお祭り・行事はもちろんのこと、島外の島嶼関連イベントへの出演や各所でのライブ演奏、海外での太鼓ワークショップなど郷土芸能の裾野をひろげるべく精力的に活動中。また青ヶ島の特色ある自然と風土文化の研究も続けており、記録映像の保存、歴史・民俗系の資料執筆、自然鑑賞会の開催など、還住太鼓の活動を通して多面的に青ヶ島の魅力を追及している。普段は㈲青ヶ島整備工場に勤務、自動車分解整備、青ヶ島レンタカー、浄化槽維持管理など島の暮らしを支えるインフラの充実に努めている。また青ヶ島では数少ない島内ガイドとして、ツアーガイドやメディア取材等の現地コーディネートを依頼されることも多々。島のなんでも屋さんとして青ヶ島の暮らしを楽しんでいる。
青ヶ島還住太鼓 http://www.aogashimakanjutaiko.com

石神 夏希 いしがみ なつき
1999年より演劇集団「ペピン結構設計」を中心に劇作家として活動。近年はテナントビル、住宅、商店街などでのサイト・スペシフィックな演劇上演、横浜、北九州、高松、マニラなど各地でのアートプロジェクトの滞在制作、建築やまちに関するリサーチ・執筆・企画など、「場所」と「物語」を行き来しながら活動している。現在、横浜伊勢佐木町のクリエイティブスペース『THE CAVE』や、アートプロジェクト「東京ステイ」なども展開中。
http://natsukiishigami.com/

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