江古田スープ第21回 20160417

2016年04月17日

江古田スープ

江古田スープも今回で3周目を迎えました。

アシスタントアドミニストレーターの齋藤優衣です。

今回は改めてじっくりと江古田を巡ります。

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まずは、江古田市場の跡地へ。大きな節目を迎えておよそ1年半が経ち、この土地にも新たに建設の目処が立ちました。次への一歩が踏まれたこの土地を前にし、終焉のそのさきに想いを廻らせました。今一度のこの土地を眺めてから江古田巡りスタートです。

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ブックレット2冊目「ためらって、さまよって、とむらい」も完成したので、こちらも併せて配りながら歩きます。音大通りにある喫茶ポルトさん、江古田市場通りにあるcafe&galette norari:kurariさんに早速置かせていただきました。江古田の新たな顔となりつつある店主さん、快くお店に置いてくださいました!ありがとうございます。

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次のお店は江古田の老舗、ライブができる喫茶店cafe Fring Teapotさんへ。ここで6月にどうやらビックイベントが開催される模様。しかと参加してこようと思います。

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さてさて、やはりスープメンバー美味しい匂いがしてしまうと足が向いてしまいます。手招きされてしまえばなおさら。踏切を渡って南口にあるトルコ料理店のケバブ屋さんへ。美味しいケバブを特盛りメガ盛りしていただきました。ジューシー!江古田は多国籍な街でもあります。中華・インドカレーだけではなくイスラエル・トルコ・ベトナム・タイ・スペイン・モロッコ料理も食べられるので、ついついいろんなお店の前で足が止まってしまいます。

道すがら練馬の公式キャラクターのねり丸と遭遇!思わず記念撮影。

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心もお腹を満たしたのでお次はまた北口。メロンパンもちゃっかり買いながら、浅間神社へ。

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江古田の入り口であり通過点とも言える、この神社には毎日通勤通学する人もお参りしてゆきます。我々もお参りしてきました。

そして、ガラクタやネバーランドへ。音大通りのどん詰まりに構える風変わりな骨董品店。

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ネバーランドの店主安藤さんは、江古田を舞台にした連続小説「たぬきたん」を書かれている作家さんでもあります。(「たぬきたん」とは江古田の喫茶店などに置かれている江古田が舞台のフリー文庫版)

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絶妙な品揃えにスープメンバーもじっくりと店内を回りながらお買い物してしまいました。安藤さんから、現在の江古田の商店街を支える一店主としてのあれやこれや、市場閉場後の江古田の様子や江古田に店を構えた訳などなど沢山お話を伺いました。この続きはぜひ対談紀行でということで、次回対談紀行のゲスト出演も快諾いただきました。いまからどんなお話が聞けるのか楽しみです。次回対談紀行については改めてお知らせいたします!

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ネバーランドを後にし、銭湯だった面影を残す駐車場など巡りながらお買い物をすませ、本日のスープ!旬のお野菜を沢山使ったスープが出来ました。

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幸先のよいスタートが切れた、三週目の江古田スープ。

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これまでじっくりと時間をかけて、「終焉」「終わり方」について考えてきました。その蓄積からさらに、江古田市場の跡地をはじめ、「ネバーランド」に並べられた輝く品々のように様々なものことの終わりの先になにがあるのか想いを巡らせたいと思います。今日も移り変わる町の中を東京スープとブランケット紀行はあるいてゆきます。

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三週目もどうぞよろしくお願いします。

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