東京スープとブランケット紀行 対談紀行 2015年春篇 フォトレポート
2015年03月09日
東京スープとブランケット紀行 対談紀行 2015年春篇 フォトレポート
どうも、アシスタントディレクターの伊藤馨です。
昨日、行われた「対談紀行 2015年春篇」のフォトレポートをお送りします。
撮影は、中澤 佑介さん。
今回も前回同様、ダブルホスト形式。
そして、なぜか僕も登壇することになってしました。
正直、想定外。
江古田づくしにしていこうとういう、前回の青ヶ島尽くしからのスライドでこうなったとも言えるので。
では、さっそく、対談紀行の様子を。
オープニングトーク。
われらがディレクターの羊屋白玉。
プロジェクトの経緯などをざーっと話をしてもらいました。
そのあと。
江古田の若手でしゃべってみる感じで。
ホスト 伊藤馨 (東京スープとブランケット紀行アシスタントディレクター)
ゲスト 阿部健一(演劇活性化団体uni主宰・演出家)
江古田生まれ、20代、40代のふたりで、観客を置いてけぼりにして、ディープな地元トーク。
恐らく、言われてもまったく理解が出来ないかもしれない、江古田の話を延々としていました。
ここで、阿部くんが持っているのが「ちょいとそこまでプロジェクト」という江古田の冊子。3月末くらいに1000円くらいで販売するとのこと。
個人的に買おうと思います。
こうやって、地元を離れたところで(と言っても、実は会場の3331は僕の祖父の実家のすぐ近くで、なじみのある街。なんかとも奇縁を感じました。
かなりとりとめがなくなってきたので、羊屋白玉が救援に来てくれました。
まったく、落としどころのない話をしていたので、助かりました。
さて、今度はディレクター羊屋が江古田の古老に話を聞く。
ホスト 羊屋白玉(東京スープとブランケット紀行ディレクター)
ゲスト 南部昌平(入船屋煎豆店・店主)
いや、出てくる出てくる、いろんな話が、まったく歯が立たない。
でも、こうやって公の場(限られていますが)で、話が聞けて、それを発信することが出来るのは、とても面白い試みだな。と思いました。
そして、われら「東京スープとブランケット紀行」なので。
今回は、スープのサービスをしてみました。
ミネストローネ!
スープサーブは、3331の一回のカフェFoodLabさんにお願いしました。
ありがとうございます!
そして、休憩を挟んで。
いよいよ、長島確(ドラマトゥルク)さんを交えての五人でクロストーク。
前半戦のかなり江古田に偏った話を確さんにまとめてもらって、またみんなで考える。
この対談紀行。
トークで答えを出していくような話はしないで、話を広げて、そのまま来てもらった人に渡して、考えてもらう。そういう感じのものなので、僕らは上手に課題が見えるような話が出来ればいいな。と思いました。
自分としての収穫は、「なぜこうして、自分の地元を扱うのか」という問いに対しての答えがそれなりに見えてきたこと。
今、自分たちが置かれている状況は、自分の存在が帰属する場所としての意味合いを強く思うことや意識することが難しく、自分の場合「東京」という外から見た印象の中に「江古田」が取り込まれてしまうこと。そういうことが大きくいろんなところで起きていて、それが自分にとってのアートというものに対しての障害として見えてきているということ。
そういうことが「東京スープとブランケット紀行」をやっていて、明確になってきたと思います。
また、対談紀行でこういうこと話をしていくことが一つの成果なのかもしれないな。と思いました。
誰かのルーツが誰かのホームにつながる話になっていればいいなと思います。
ルーツの話をした自分には、それがどうなったのかまだわかりません。
今後が楽しみです。
では。また。